今日は「箱の家110」のオープンハウスへ行ってきました。
以前数年西荻窪に住んでいたことがあり、西荻の駅をずっと北に行けば石神井公園に着くだろう、程度で全然地図を見ないで出発しました。ところが、俺が知っているのは石神井公園そのもので、石神井公園の駅がはその道沿いにはありませんでした。ちょっぴり迷いそうになりましたが、天性の方向感覚でバッチリ一発で到着しました。やるな、俺。
箱の家を探すのはとても簡単です。三角じゃない屋根の家がそれです。今回も大体の場所で周囲を少し歩いてみてすぐに見つかりました。
今回の箱の家は中川さんと言う方が担当でした。中川さんはとても静かで丁寧な方で、各部の説明をわかりやすくしてくれました。もちろん山根さんも来てくださって(ありがとうございます)色々な話を聞かせていただきました。外壁のガルバリウムのサンプルを持ってきてくれたりしていて、やっぱり黒がいいなと思ったり。この点はまた別のエントリで。
箱の家110には吹き抜けが無かったのですが、1階と2階にそれぞれ30畳ほどの一室空間を確保していました。1階がプライベートな一室空間、2階がパブリックな一室空間と言う位置付けのようです。2階はベランダも含めると物凄い大きさの空間で、あまりの広さにどれくらいあるのかがピンと来ない位でした。高気密のビル用サッシを使っているとの事で、閉めると外部の音がほとんど聞こえないくらい静かになっていました。
俺が最初に箱の家を見た時に思ったのは、そのシンプルな直線で構成されたシンメトリーな箱型の外観がカッコいいなということでした。まず見た目で入りました。そして、その後に大きな開口と吹き抜けを大きく取った一室空間に惹かれました。さらに調べて、コストパフォーマンスを最大化させようとしている点などもいいなと思いました。俺の中で箱の家と吹き抜けは、箱型をしていると言うことと共に切っても切れない関係になっていました。一室空間=吹き抜け、という考え方になっていました。
なので、今回の箱の家を見て俺はやっぱり違和感を感じました。そりゃ確かに一室空間だけど、これじゃ二室空間だよね。じゃあ一室空間って何?と言うような違和感です。これも箱の家の1つの解なのですが、俺は吹き抜けの無い箱の家にどんなアイデンティティーを見出せばいいのかわかりませんでした。逆に言えば、施主さんは吹き抜けが無くても箱の家にアイデンティティーを感じていると言う事です。なるほどな、と言う感じ。
どうして俺は吹き抜けがいいのか、考えてみました。吹き抜けがあることによって、とても大きな空間が生まれますよね。天井までの高さなんてのは最たる例です。さらに、吹き抜けがある事によって、その空間が凄く楽しそうな物になると思っています。1つの部屋なのに、2つの層があるってのがとても楽しく思える。もちろん、吹き抜けの分を床にした方がトータルで広い面積を使えるわけで、「無駄」な空間だって言う人もいると思います。それは言い換えれば「贅沢」だし、「余裕」だと思います。だからこそ、敢えてやってみたいと俺は思います。空間の広がりって言うのであれば、吹き抜けが無くても今回の箱の家の広がりは凄いものでした。ですが、かなりの数の箱の家が吹き抜けを持っているのは、俺と同じような事を考えている施主さんが多いからじゃないのかなと思いました。
難波さんはこの箱の家を指して「大人っぽいでしょう」と言っていました。内装の仕上げも落ち着いていて、聞けば見えないところに色々拘って手を加えてあるそうです。娘も凄くくつろいでいて、外なのにいつに無くおしゃべりでした。確かに大人っぽかったですが、俺はもっと子供っぽくてもいいなぁと思いました。子供だしね。
- 2006/07/01(土) 22:37:12|
- オープンハウス
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