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家造り奮闘記 in realtime

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覚めない夢でも見ているつもり?

ここ1ヶ月くらい、ずっと実施設計を進めていただいています。ほとんど毎日のように山根さんとはメールをやり取りして、この部分はこうして欲しい、こうではどうですか、と言った感じで色々な事を決めていっています。

そんな中、俺たちからはどんどん色々な希望が出てきます。際限なく、止め処なく。これが比喩じゃなくて本当に際限なくなのが問題です。

もちろん最初にいくらいくら、という予算がありで設計をお願いしています。その枠組みで提案してもらっているものに対して何かを希望すると言う事は、ほとんどのケースでコストアップにつながります。よって、何かを新しく希望すればするほど予算を超え続けていくと言う事になります。

ですが、何かを追加すればコストが上がるはわかっていても、何を追加したから今いくらになっている、と言うのは良くわかりません。ネットショップの買い物カゴのようにはいきません。例えば、TVを買うってのだったらすごくシンプルなのですが、家具を増やすとかそういうのは一概に材料費だけで値段が出るわけではなく、ほかの工事との兼ね合いもあるので「これを増やすといくらUp」と言うのがわかりにくいです。と言うより、見積りが出るまではわかりません。なんとなくというか明らかにと言うか、予算は超えてるだろう、としか。

もちろん難波さんや山根さんには大体今いくらくらい、と言うのはわかっているんだと思います。難波さんからもらったメールや日記で、「そろそろ現実を見据えて欲しい」とか「かなりヘヴィースペックになっているので予算が心配」と言われていて、予算も考えずにかなり調子に乗ってしまったんだなと実感します。でも俺たちはそうじゃないです。素人だし、何とかなるだろとか甘く考えている部分もある。「それ追加したら大体いくら増えるので、もう無理」と目安でもいいから言って欲しいなとも思います。

当然俺たちも現実を見なければならないのは良くわかっているのですが、追加した希望一つ一つがいくらコストを上げるかって言うのがキッチリ見えないし、見積り待ちだって言われちゃうから現実を見据えたくてもまだ予算との比較が出来ない。なので、どこを諦めればいいのかがわからない。なので未だに夢から覚めないでいる。あわよくば何かが間違って全部希望のまま建つんじゃないかって期待してる。

見積りが決まれば話はシンプルだと思います。だって、払えないものは払えないんですから。そしたら何かを諦めてコストを下げて、現実と折り合いをつけるしか無いんですから。だからもう少しだけ夢を見させて下さい。
  1. 2006/08/16(水) 22:11:16|
  2. 建物

箱の家106訪問

今日は住まわれているY夫妻のご好意から「箱の家106」へお伺いさせていただきました。

箱の家106はつい先日「建もの探訪」でも紹介されていた、箱の家シリーズ唯一の黒い外装を持つ箱の家です。2005年の7月に完成して以来Yご一家が3 人で住んでいらっしゃいます。黒い外装を実際に見られることにワクワク。そして、実際に家族が住まわれている箱の家を見ることが出来ることにもワクワク。いつも見るオープンハウスも良いですが、興味は実際にどう住まわれているかの方にあります。その点では以前お邪魔させていただいた「箱の家104」に続いて2件目の「生の」箱の家です。

どうして今回の訪問が現実になったかを簡単に説明しますと、もちろん渡辺篤史に紹介してもらった少し前にたまたま箱の家106のY夫人とお知り合いになり、自分も箱の家を建てようとしているとお話して色々アドバイスなどをいただいていました。そして、Yご夫妻の150%のご好意と俺の少しの(多大な)図々しさから今日の土曜日にお伺いさせていただく事になったわけです。

当日家を出てからは、「ど~んなに~、ちいさ~な~、こえで~も~♪」なんて気分はすっかり篤史です。いや、和正か。住所を伺っていたので大体この辺かなーなんて辺りを見回してみると、いきなり発見しました。黒い箱の家です。これは見逃すはずがありません。早速家の前まで車を寄せて呼び鈴を押しました。それにしても、うーん黒い。正直に言ってメチャクチャカッコいい。当日真夏日でメッチャ外壁は暑くなっていましたが、それでもハンパじゃねえ。この黒さはマジでたまらん。

お邪魔させていただいてまず感じたのは、一室空間の素晴らしい広がりです。実際の面積よりも全然広く感じる。間口と奥行きが同じ程度、つまり正方形の部屋に吹き抜けがあるよりも、箱の家106のように長方形の部屋にある吹き抜けの方がとっても大きく感じます。吹き抜けを見上げながら、やっぱり箱の家の大きな魅力はこれだよなと思いました。

Yご夫妻からは、建築中の色々なエピソード等も聞かせていただきました。共感できる部分や似たような経験もあって、物凄く楽しくお話させていただきました。それと、あの時こうしておけば良かったなどと言うお話も少し聞かせてもらえたりで、後から建てる俺達としては大変参考になりました。

はっきり言ってここには書ききれませんが、物凄く色々な事が参考になった1日でした。実際にキッチンを使われている所を見ることが出来たり、妻はクローゼットをどう使っているかを見せていただいたりしました。やっぱり、実際に住まわれていてどう使われているかはメチャクチャ参考になります。それと色々な小物使いがとっても上手なおうちだと思いました。ペンダントライトやファブリックパネルもそうだし、妻はカウンターに生けてあったお花がとても良い感じで好きだと言っていました。そして黒の外装。これがまた途轍もなくカッコいい事を再確認。金属部分は黒にしないで他だけ黒、でも十分いい気がするんだがどうなんでしょ。

ほんの2時間弱の訪問でしたが、得る物はハンパじゃなく多かったです。まず、箱の家の一室空間で実際に生活が出来ているんだな、という当たり前の事を確認できたのは大きかったと思います。そして一番印象に残ったのは、ご家族の姿でした。みんなとっても明るく、ホスピタリティに満ち溢れていました。そして家族が本当に仲良く、こういった家族だからこそ箱の家がピッタリくるんだろうし、箱の家だからこういう家族がのびのびと過ごせるんだなと思いました。息子さんが本当にこの家を気に入っている様子が、楽しみながら住んでいる様子が見てるだけでもわかりました。娘にも優しくしてくれて元気でいい子だったなーホントに。

今回はご縁からこういった機会をいただき本当に感謝です。娘がグズり出してしまい、少しあわただしい去り際になってしまったのが少し心残りですが、本当にありがとうございました。
  1. 2006/08/05(土) 23:17:41|
  2. 建物

展開図打合せ

今日は界工作舎で展開図を使っての打合せがありました。原宿を降りるとすっげー暑いのでタクシーに乗りましたが、案の定一方通行が多くて途中で降りて歩くことに。二日酔いにあの暑さと徒歩は応えました。

まず、展開図ってのは何?って話。わかってる人は飛ばしてください。

普段俺達が見ている間取りだったりっていうのは平面図です。これはまんまサイコロの展開図なんですが、この床の部分だけなのが平面図ですね。
20060801231613.jpg

上の図でも展開図は展開図なのですが、もうちょっとわかりやすく上下をあわせて以下のようにしたのが、今回言っている展開図になります。
20060801231618.jpg
つまり、部屋に立って四方をそれぞれ見てみるとどのようになっているか、と言うのがわかるわけです。

と言うわけで、界工作舎で山根さんから3フロア分、というか各部屋分の展開図を受け取り打合せとなりました。かなりのボリュームです。そりゃそうだ、各部屋で4つの図面が必要になるんだから。

今回もらった展開図で、例えばリビングから北側を見たのはこんな感じ。
20060801232131.jpg

2時間くらいの打合せの中で、ここはこうなります、とかここをこうしたい、とか話していただきました。殆どは「うんうん、いいね」って感じで聞いていきます。ここまでの間にかなり色々な希望などをお話しているので、もうだんだん収束に向かってきているはずでこうなるのも当然。例えば、浴室の扉のバーの向きだったりとか微妙に変えてもらったりするだけ、のはず・・・

そのはずなのですが、やっぱりそこで俺が色々突拍子も無い事を言ったりして脱線したり山根さんを困らせたり。まあそんなこんなで幾つか検討する点を残して打合せは終わりました。

だんだん超具体的になってきています。後は俺さえ余計な事を言い出さなければ、順調に進んでいくはずです。しかし、宅内LAN配線には拘りたいので電気関係の詳細を決める段でまた色々面倒をかけるような予感がします。

そうそう、平面詳細図をもらった際のエントリで俺が色々希望した点を個別にエントリにしていきます、って書きましたが止めました。面倒なのもあるし、家が完成してから一つ一つ書いていく方がいいと思ったからです。

全体の進行としては、構造計算を実施している会社がやり直しをしているらしく、そこは少し押しているみたいです。よって、建築確認の申請もまだですね。ですが、全体のスケジュールのケツは合わせます、と難波さんが断言してくれたので29歳のうちには建つかなと言う感じ。
  1. 2006/07/29(土) 22:49:24|
  2. 建物

平面詳細図

15日のオープンハウスで、山根さんから平面詳細図をいただきました。当日はそれを元に色々打ち合わせ(説明を聞いて俺達の意見を言う)をしたわけです。

今までの図面とは違って、使う素材とか厚みとかレベルとか色々詳しくなっています。すなわち詳細図。なんとなくの雰囲気は、以下の通りです。

■1F
1F.jpg

■2F
2F.jpg

■3F
3F.jpg

■屋根
yane.jpg

これを見ているのは本当に楽しいです。ワクワクします。こんな風に使おう、こんな風に生活しようと考え出すと止まりません。PDFでもいただいて、会社のPCでも見てはニヤリとしている始末です。

当日聞いた説明で特に問題は無かったのですが、何点かこうして欲しい、こうしたいと伝えた事があります。

□家族室とベランダとの段差

詳細図では家族室とベランダとに7センチほどの段差がつく事になっていました。ですが、俺達は家族室とべランダをひと続きに使いたく思っているので、山根さんには可能な限りフラットにして欲しいと無理をお願いしました。ベランダ部を持ち上げると、ベランダの土台となっている鉄骨部分にぴったり収まらなくなるというお話でしたが、もし見栄えが悪いとしても俺達はベランダまでフラットになる方を選びたいと思っています。

□エアコン

予算の関係からだと思うのですが、詳細図では2Fにエアコンが1台のみになっていました。各フロアに欲しいところですが、そんな贅沢は言えないようです。いや、当然言えないだろうな。

今の家に越した時にエアコンを持参したのですが、どちらも購入3年以内の比較的新しい物です。これを移設出来ないか、と聞いたところOKと言う話でした。

箱の家の標準(?)のエアコンは、ルーバー類が木製の家に溶け込む物です。壁や家具に埋め込まれていて、とても自然です。ですが今のエアコンを移設するとすると、壁に白いのがドガーンと露出することになります。これは出来れば避けたい。せっかくの箱の家の内装の調和が台無しだと俺は思います。

そこで、またまた山根さんには無理をお願いしました。何とか棚の中に入れられないかと。例えば前面は跳ね上げ式の扉で、下部はスリット等にして、使用時に全開にするというような方法は取れないかと。エアコンの効率が悪くなる、と言われましたが何とか検討してくださいとお願いしました。

そこまでして既存のエアコンを使わなくてもいいじゃん?という話なのですが、既存のエアコンの移設費+棚作製費が新規でエアコンを購入設置する費用よりも安ければやる価値はあると思っています。でもやっぱり剥き出しは嫌だよなぁ。


打ち合わせの前にお願いした事や、打ち合わせの後にお願いした事が他にも沢山あります。それは一つ一つエントリにエントリにしていこうと思います。おいおい、そんなことすんの?って思われる部分もあると思いますが。
  1. 2006/07/22(土) 21:43:45|
  2. 建物

ボディ・ブローとアッパー・カット

昨日のオープンハウスの会場で、山根さんと外壁の色を黒にしたいんだがどうでしょうか、という話をしました。山根さんがちょうどガルバリウムのサンプル帳を持ってきてくれていて、見てみるとやっぱり黒がいいと思いました。

このBlogもなんとなく黒っぽいと思いますが、黒は俺が一番好きな色です。「色」としか表現のしようが無いのでこう言っていますが、黒ってのはすべての波長の光を吸収する特別な状態です。色という表現が正しいのか時折考えてしまいます。どの光も反射しないその無骨さに大変惹かれますし、凄く美しいとも思います。だから、「何色が好き?」と聞かれるといつも黒と答えています(色じゃないかも知れないけど、とか余計なこと言いながら)。

そんなわけで、外壁の色を黒くしたいと思っていました。誰かも言っていましたが、イームズのケーススタディハウスも黒が使われていてカッコいいなと思っていましたし。さらに、この前の建物探訪で「箱の家106」を見て、さらに黒が気に入りました。思いっきり箱の家106の真似じゃん、と言われそうで少し悔しいですが、それでもいいっす。

と言うわけで、山根さんと一緒に難波さんに黒い外壁にしたいのですが、と話しました。難波さんからのリアクションは、

「そうしたいならもちろんいいですよ。ただし1割くらい高くなりますが。」

と言うものでした。あれっ、明らかにそんなに乗り気じゃ無いっぽいリアクション。

話を聞いてみると、もし外壁を黒のガルバリウムにしたらおそらく工事費が50万程あがる事になるという事でした。箱の家では無塗装のガルバリウムを使うためにこうなるようです。「それなら50万俺がどっかからかき集めて来ますよ」なんて軽く言って見ましたが、そういう問題じゃ無いみたいですね。こんな風に言っていました。

「色なんていうのは少し経てば慣れて飽きてしまう。住宅の良さと言うのはそういうものじゃない。商業建築はまた違うけれど、住宅の良さと言うのはボディ・ブローのような物だ。アッパー・カットではない。」

なるほど、重いなぁと思いました。これこそボディに喰らいましたわ。帰り道ずっとこの事を考え続けました。確かに、色なんてのは住宅の本質じゃ無いですね。特に見た目が黒がいい、といった俺の希望は本質に繋がっていない。それは完全に認めます。そして、同じ50万を出すなら外壁の色やフローリングの太さにではなく、もっと良く出来るところは沢山あると。確かにちょっと浮ついていますね、俺。だって、予算で今の希望通りのものが出来るかすらギリギリなのに。何かを切り捨てる代わりに外壁の色を取る、って言うことになるかもしれないのに。

ちょっとほっとしました。難波さんのリアクションは俺の望んだ物じゃありませんでしたが、俺が難波さんに家造りを頼もうと決めた時に望んだ考え方でした。流石に浮ついた考え方はしてないな、と思いました。

この点に関しては、かなり重く真剣に考える必要があると思っています。外壁の色に拘りたい、何てのは単に俺の幼稚さの産物なんでしょうか。例えば、箱の家のシンプルでスクエアな外見がいいと思っているのと同じ所から出てきていると思っているんですが。でもこの場合って言うのは、デザインに秀でた物が使いにくかったりする外観と性能のトレードオフとはちょっと訳が違うっぽいです。長く住む家なんだから、単純な外観と性能のトレードオフってのは確かにナンセンスです。カッコいいからちょっと不便だけど我慢して使おう、じゃ通じないんですよね。

もちろん、性能面で全部やるだけの事はやっていて、それにプラスして外観に拘るって言うのが最高なんですよね。それが出来ればいいんですが、今の予算で外観に拘るときっと何か性能面で犠牲が出るって事なんだと思います。

それでもまだ、黒い家ってのが捨てきれない俺。だってカッコいいもん!カッコいいもの好きなんだもん!カッコいいもの好きじゃ無かったら、箱の家選んでもいないと思うんですよ。いくら性能が最強でも、カッコ悪かったら嫌だもん。カッコいいもの好きじゃなかったら、車もカローラだろうし、全身ユニクロ着てると思うんですよ(他意は無い例えですよ)。物になんて一切拘らないと思うんですよ。うーん・・・

とにかく、この点はよーーーーーーーく考えます。考える必要があります。
  1. 2006/07/02(日) 10:30:02|
  2. 建物

我慢は体に悪い

どうも俺達夫婦(主に俺)には希望を追加する事に対する抵抗があるようです。「こんな事言っても平気かなぁ?」と言った感じの、自分を抑えてしまうタイプの抵抗です。1つ前のエントリを書きながら考えてみたところ、色々思い当たりました。多分それはこんな事からだと思いま す。

まず、俺達は「箱の家」と言う一連のシリーズに準ずる家を建てたく思っていて、出してもらった案を俺達の希望であまり変えすぎてしまうと、それは「箱の家」じゃあ無くなってしまうのではないか?と考えてしまっているみたいです。つまり「箱の家」をひとつの権威として捉えていて、それにあまり注文を付ける事を惧れている様子。さらに、予算があってそれに対して案を出していただいていると言う点から、希望=何かを追加する事をすれば当然予算をオーバーするわけで、そこに対する理性もブレーキとして動作しているようです。それと、極端に言えば、素人がプロにあまり無茶なことを言って失笑を買うのが怖いのかもしれません(ここも掘り下げてみると、難波さんが東大の教授だって言うのもこの点に作用しているのかもしれないと思った。)。最後に今書いててわかったのがひとつ。俺は「それは不可能です」って言う台詞を聞くのを怖がってる。まあ言ってしまえば全部自意識ですね。

契約の際に難波さんに、「どうも希望があっても自分を抑えてしまう」と話したところ、「我慢は体に悪いから言ったほうがいいですよ」と言われました。確かにその通りですね。ちょっと力が抜けました。と言うわけで、その場で2つほど変更を注文をしたのは前述の通り。メールでよりも面と向かっての方が伝えやすいですね。やっぱり表情や口調から、どんな反応なのかが理解しやすいですから。ホントに無理なのかとか、どんだけ馬鹿げたアイデアなのかとかがね。

まあ、俺がどんな無茶な注文を付けたところで、回答はシンプルで出来るか出来無いか(予算的に出来ないか、物理的に出来無いか。)のどっちかなんですけどね。それに希望って言ってもそれは、建物の根本に関わる類の事じゃなくて、「あわよくばこれも」的な事でそれにより全然違う建物になる様な事じゃ無いわけです。

あぁー、じゃあ例のアレ言ってみるか?いつまでも俺の心の奥で燻ってる例のアレ。最初に家建てるって決めた時からやりたかったアレ。予算的にはもちろん、物理的にも無理っぽいなあと自分でも思っているアレ。いっそ「無理!」って言われちまった方が楽だもんな。もし可能だったらラッキー、くらいの気持ちで。じゃないとこの考えは竣工後にも成仏できずに自縛霊になっちゃうもんな。よーし、明日以降聞いてみるか。でもさ、それってホントに必要か?いや、必要じゃないから躊躇してるんだってば!
  1. 2006/06/25(日) 23:10:27|
  2. 建物

基本設計第1案から現在まで

あんまり建物について書いていませんが、難波さんと山根さんに色々お話して、基本設計についてもいくつか変更してもらってます。

これが第1案の2Fと3Fです。
1an.jpg
第1案(と第2案)の図面と模型をいただいてから、妻と二人で穴が開くほど見てました。そんな中、1Fの基本設計に関しては妻からも俺からも特に変更したい部分、と言うのは出てきませんでしたが、2Fと3Fについては幾つか希望が出てきました。

それは、大きく以下3点です。

- キッチンをオープンなものに
これは、キッチンを壁で区切らずに、リビングからひと繋がりの空間になるようにしたいという妻と俺の希望からです。

- 2階の厨房と洗面/脱衣室、浴室を入れ替えたい
厨房からベランダまでを見通せる形にしたいという点と、リビング的スペースは吹き抜けの長辺に合わせて使いたい(今使っているプロジェクターを設置したい為などの理由)と言う点からの希望です。

- 納戸の吹き抜け側にスタディスペースを造りたい
吹き抜けに面した場所なので、納戸にしてしまうのは少し惜しい気がしました。納戸が無くなるのは収納面ではかなりのダメージで、物の量や収納方法について真剣に考えなければなりません。ですが、やはり吹き抜けを見下ろせるスペースをスタディスペースにした方が空間としては楽しいに決まっていると言う考えで希望。

それを受けて作ってもらったのが以下の2つの案です。

1つ目。
1anmod1.jpg
俺たちが希望したのは、脱衣所からベランダへのアクセスだったのでその通りに作ってもらったのがこれ。

そして2つ目。
1anmod2.jpg
風呂場が南東になっていますね。ですが、その代わりにリビングが広く使えるようになっています。出入り口が階段側に作れるため、ソファの後ろにスペースを空ける必要がありません。そういう理由から提案してもらいました。

脱衣所からベランダへ行ける利点としては、洗濯物を干す際にリビングを通らずに済むという点です。その代わり、スペースとしては無駄が出ますし、入浴後リビングを横切ることになります。どっちの方が良いのかを、妻とじっくり考えてみました。むむむ、どっちも良く思える。

考えた結果、2つ目の案を採用することにしました。洗濯物を干すのは多くても日に3回か4回だし、そこを重んじてリビングの実効面積を狭めるのはやっぱり勿体無いと言う理由からです。

上述のやり取りの後、契約で界工作舎に伺った際にさらに2つほど希望を追加してしまいました。それはまた後ほど別のエントリで書こうと思います。
  1. 2006/06/25(日) 21:45:31|
  2. 建物

設計業務委託契約締結

今日は界工作舎で契約を結んできました。

10時半に約束をしていたのですが、中央線がステキに50分も遅れやがりまして大幅に遅れて到着となってしまいました。競歩状態で表参道を通り、ラルフの奥を入って界工作舎を目指しましたがもう汗だく。タクシーに乗ろうとも思いましたが、場所を説明するのが非常に困難で神宮前に不慣れな運転手にあたってしまった場合のリスクを考え歩きました。

日曜日から難波さんとは何度かメールで契約書の内容についてやり取りをしていました。と言っても設計監理契約を締結するのは当然人生で始めての経験です。よって、読んでみて大きく問題になりそうな部分があるかをチェックした位です。当然最初から契約する気満々だったので、何の問題もありませんでした。

電柱の位置や基本設計についていろいろ話した後、いよいよ契約書がお出ましです。妻は仕事で行けなかったため、俺が二人分の印鑑を捺印して契約完了と相成りました。週明けにでも、1回目の業務報酬を振り込みます。

当日までは、マリッジブルーではないのですがなんとなく契約をするって言うことに対して漠然とした不安を感じていました。不安と言うか、家を建てるって言うことが本格的に現実味を帯びる事に対する緊張感です。なんだかドキドキして、「いいのかなぁホントに家建てて」なんて事まで言っていました。(今でも家を建てるって事を真正面から考えるとドキドキはしますが。)ですが当日印鑑を押す段では何の不安も感じなかったし、とてもアッサリと事が進みました。あれ、契約終わっちゃったよ、ってなまでに。

ともあれ、これで晴れて契約終了です。スッゲーな、俺達マジで家建てるんだな。

今後ですが、難波さんと山根さんは確認申請の準備を進めてくれると言うことです。ですが土地が完成してからではないと、建築確認の申請ができないと言う事なので、当面は土地が完成してキチンと引き渡される事が必要です。今までの例だと、聞いていた期日どおりに事が進んだ試しがなく、ちょっと不安ではあります。

とにかく土地の完成待ち。さっさと北側の擁壁をどうにかしろと。あれ?電柱があるんだけど、電柱よけて擁壁作るのか?なんだか不吉な予感。擁壁完成後に電柱ちゃんと引き抜けるんだろうな。
  1. 2006/06/16(金) 21:36:27|
  2. 建物

第1回プレゼンテーション

界工作舎の扉を叩いてから7ヶ月、いよいよこの日がやってきました。第1回のプレゼンです。どんな「箱の家」が俺たちのために用意されているんだろうと、逸る気持ちを抑えながら小雨の裏原を夫婦で界工作舎まで歩きました。

界工作舎では難波さんと山根さんが迎えてくれました。早速プレゼンテーションが開始となり、俺たちの前に模型が置かれました。ジャジャ~ン!
20060514220726.jpg
シンプルな箱型の3階建てで、南側に大きくスペースを取り車が2台駐車できるようになっています。そんな事は無いだろう、と思いながらも先日見学をさせていただいた箱の家104とまるっきり同じだったりしたら嫌だなとか思っていました。ですが、そんな事はあるわけも無く、俺たちの条件と俺たちの敷地に合わせた俺たちの箱の家でした。こうやって模型を見るとかなり感動します。夫婦して無言で見入っちゃいました。

その後、設計要旨と平面図、立面図、断面図が手渡され説明を受けました。
20060514220814.jpg
設計要旨にある設計の基本方針は以下のようになっています。

設計の基本方針

1) コンパクトな矩形の「箱」で、真南に大きく開き、水回りをシンプルにまとめました。
2) テラスひと繋がりに使える1階の土間空間。2、3階で一室空間的住居を確保する。
3) 単純な集成材軸組構造によって耐震性を高め、軽快で開放的な住まいをつくる。
4) 「箱の家」の標準仕様である、深い庇とデッキテラスにより日照と通風を制御。
5) 基礎も含めた完全な外断熱+高気密サッシ、メンテナンスフリーを確保する。


俺の究極の贅沢スペースである土間が1Fに大きく置かれ、寝室も1Fに配置されています。そして、2、3Fはいわゆる箱の家の一室空間です。土地を見つけてから何箇所かでプランを作ってもらいましたが、設計要旨なんての貰ったのは初めてです。ちゃんとしてるなぁといちいち感心してしまいます。

断面図には夏至南中時の日差しと冬至南中時の日差しも書かれていて、深い庇により夏の日差しが室内に入り込まないという事が良くわかりました。これも目からウロコで、日差しと窓と庇の関係をこうやってわかりやすく説明してもらった事はありませんでした。ここでもまた感心。

第1案では予算的にギリギリになってしまうという事で、第2案も提案していただきました。こちらは土間をバッサリ切り捨てた2階建てで、ぐっとコンパクトです。いかにも箱の家という感じで、ぎゅっと詰まっている分楽しそうな家だなと思いました。ですが、俺たち夫婦はやっぱり第1案の方が気に入りました。

難波さんと山根さんに、第1案の方が良いと伝えました。それを受けて難波さんが言いました。「木造2階建ての箱の家ではスタンダードといえるスタイルを確立しているが、木造3階建てではそういった例が無い。なので界工作舎としても3階建ての第1案の方エキサイティングだし挑戦したい。」これを聞いて、俺たちもやっぱり第1案を選んで正解だと思いました。

俺たちは箱の家のコンセプトやデザインが気に入ってここで建てようと決めました。なので難波さん達からの提案に期待している部分が強いのです。今回の第1案もすんなり受け入れる事が出来たのですが、そこで少し俺は思いました。あっさり受け入れすぎで、主体性が無いんじゃないの?って。でも、それは主体性が無いわけじゃなくて、上述のように元から気に入って来てるからなんだけど。それを難波さんに質問してみると、「ハウスメーカーや色々な建築家がいるのに箱の家を選んでいる時点で、十分主体的だと思う。それに、中々案が受け入れられずに第3案や第4案まで作るケースもあるが、そういう場合は話が無しになるケースが多い。」と答えてくれました。これを聞いて、俺たち夫婦は凄く安心しました。

一通りの説明を聞き、俺たちの希望が第1案である事を明確にし、その後の雑談を経てプレゼンは終りました。この後は第1案の概算見積もりを作成してもらい、それを元に銀行と融資の話を進める事になります。工事費+消費税の分しか融資が受けられない可能性があります。その場合でも、死ぬ気で現金をかき集めれば設計監理料を捻出できるんじゃないかと少し楽観しています。もちろん目処が付きそうだからですが。

とにかく、模型と図面を持って銀行の担当者になんとかつなぎが受けられるように、希望額が融資してもらえるようにするのが目下最大の課題です。絶対やり遂げねば。
  1. 2006/05/13(土) 22:04:58|
  2. 建物

担当者

そうそう、S山と界工作舎に伺った時の帰り際に、難波さんから俺たちの「箱の家120」を担当してくださる方を紹介されました。山根さんという女性です。

実は山根さんとは箱の家109のオープンハウスでお会いしたことがあり、その時いくつか質問させていただいたりしました。その話をすると、どうやら俺の事を覚えてくださっていたようでちょっと嬉しかったです。まさかコイツがクライアントになるとはな、と思われてたりして。

担当ってどういうイメージなんでしょうか。大まかな事は難波さんが決めて、それに対しての実働部隊というイメージかな?つまり、俺にとってのフロントエンドが山根さんという事になるんでしょうか。どうか竣工までよろしくお願いします。
  1. 2006/05/13(土) 01:38:43|
  2. 建物
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※2006年末から現在まで更新が滞っていますが、必ず竣工までの分は掲載します。もう暫くお待ちください。

Author: キョウヘイ
都西部在住。20代のサラリーマン。手持ち50万からスタートした、建築家との家造りの様子をリアルタイムで綴っています。

興味がある方は家造りの流れを読んでみて下さい。抜けエピソードは徐々に追加する気でしたが、かなり忘れちゃってて追加できない気もしてます。多分しないかも。

俺がどんな奴かについては、スペックとかQ&Aをどうぞ。家造り以外の日記はmixiでも見て下さい。

残念ながらコメントとトラックバックには興味がありません。御用のある方は以下のフォームからメールを下さい。

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